役立つ情報
事例に対するコメント
夫は、中堅ゼネコンでお勤めしており、厚生年金に加入しています。佳代子さんと夫は結婚してから25年経っており、おそらく夫は同じ会社で働き続けていると思われますので、その場合は、年金受給資格は発生しています�...
II 年金分割何が証拠となるか・証拠の収集方法
日本年金機構が発行する「年金分割のための情報通知書」が必要になります。 年金分割は、離婚が成立した日の翌日から2年を経過すると請求ができなくなるので注意してください。...
事例に対するコメント
佳代子さんは、夫の財産を徹底して探しておられ、預貯金通帳や株式の取引報告書を夫の書斎の引き出しから見つけました。これらはコピーや写真をとっておくとよいでしょう。また、自宅不動産の権利証や自動車の車検証...
I 財産分与何が証拠となるか・証拠の収集方法
財産分与では、夫婦(特に相手方)の財産確認が重要になります。 ・収入……給与明細書・源泉徴収票のコピーなど ・預貯金……通帳のコピー ・有価証券……株式の取引報告書、債券など証券類のコピーなど ・生命保険�...
お金にまつわる争点と財産ごとの証拠集め
離婚に関連して相手方に請求できるものには財産分与、慰謝料、年金分割、婚姻費用、養育費があります。 財産分与とは、夫婦が婚姻してから形成した財産について分けることをいいます。 慰謝料とは、相手方からの肉体�...
事例に対するコメント
佳代子さんは、夫に離婚を切り出していますが、夫は「もう一度やり直せるんじゃないか」と言い出しているため、協議離婚はむずかしそうです。 また、佳代子さんの場合は、原因は価値観の相違だけですし、別居も始め�...
何が証拠となるか・証拠の収集方法
日々の夫婦生活がわかるような記録を残しておきます。 相手方の行動を日記やメモで記録したり、会話を録音しておくとよいでしょう。...
「価値観の相違」は離婚原因になるか
「価値観の相違」を離婚原因と考えることについては、事例1の「性格の不一致」と同じになりますので、53ページの解説を参照してください。 協議離婚の場合は、価値観の相違のみでは相手方がなかなか納得してくれない�...
夫婦の財産は誰のもの? 【家族構成】 夫:会社員 58歳 妻:専業主婦 52歳 長女:会社員 24歳 次女:大学生 21歳 【キーワード】 専業主婦、価値観の相違、定年後、別居、年金、財産分与
相談者の佳代子さんは、幼いころに両親が離婚し、だいぶさみしい思いをしたことから、「自分は絶対に離婚はしない」と決め込んでいました。 結婚は27歳のとき。女手一つで育ててくれた母親からは、大卒で堅実な会社に...
事例に対するコメント
優月さんが無理やり卵を食べさせられていた場合は身体的暴力(虐待)に、義父母に嫌みをいわれたのは精神的暴力(虐待)に該当します。 優月さんは、夫の両親へ卵アレルギーであることを告げているのに、夫の両親は�...
何が証拠となるか・証拠の収集方法
身体的に暴力(虐待)を受けた場合は、医師の診断書やケガなどの写真などが考えられます。精神的に暴力(虐待)を受けた(言葉の暴力や嫌がらせなど)場合は、親族との会話などの録音や、日記、メモなどが考えられま...
「配偶者の親族との不和」だといえるか
性格の不一致と同様、配偶者の親族との不和だけでは、離婚原因としては認められません。しかし、相手方(配偶者)が不和の状況を調整しようとせず放置したり、親族に同調するなどし、夫婦関係が具体的に修復不可能と...